2011年11月15日火曜日

イランの軍事基地で爆発、イスラエル諜報特務庁の活動が関係か

14日イランの首都テヘランの南西部にあるビドガネ(Bidganeh)にある軍事基地での爆発は巨大な煙を上げたとフランス通信(AFP)が深夜に伝えている。少なくとも17人が死亡し多数の負傷者が出たと見られる。不思議な爆発の原因はイランのバリステック弾道ミサイル計画にあるようだ。イスラエル諜報特務庁のモサード(Mossad)の活動によったものと考えられていて、この筋によるものだとする見解は国際報道面では強く語られている。イスラエル側の政府役人や軍人らはイスラエル諜報特務庁のモサード(Mossad)が反イラン政府ムジャヒディン(イスラム人民戦士機構)に協力したものと見ている。

数日前に、国際原子力機関(IAEA)のイランの原子爆弾製造を確認するレポートが提出され、イラン側はこれに抗議していたその直後の出来事で、これにより今後は、イランが原爆開発を進めていることが明確になったとする見解もでている。

イスラエルは数ヶ月前からイランの原発基地への攻撃をターゲットにしてインターネット・ビールスを送ったり科学的な機能低下を行ってきていた。イスラエル側によると12日には、シバーブ2(Shihab2)と新型ロケットのシバーブ4(Shihab4)の研究所サイトを攻撃したといっている。

イラン政府側ではこの爆発は倉庫での爆弾の移動による事故だとしている。昨年の10月にも同様な爆発があり18人が死亡していて政府側は火薬倉庫近くの火事を話していている。

イランのパルビズ・ソロリ議員はそれとは別に破壊工作があったのではとの見解をだした。