12月6日、モスクワではロシア下院選挙に勝利したプーチンに反対する抗議デモ集会がクレムリン宮殿近くで、「プーチンのいないロシアと叫びながら」2日間続いている。集会は許可されてない。警察は250人ほどの抗議者を尋問した。その中にはエリツィン大統領時代に第一副首相を務めた反政府側の指導者の一人であるボリス・ネムツォフ氏もいた。十人ほどの暴動対応の機動隊によって逮捕され運ばれたと報道された。5日には300人以上の抗議者が警察に尋問された。汚職反対のブロガーとして有名なアレックシィ・ナバルニィ(Alexeî Navalny)氏は反対派の話題となっているが、同氏も捕まり15日間の投獄が6日に宣告されたと、2424actuが12月7日に伝えている。
反政府側によると、外国の監視者からは選挙に多くの不整合性が指摘されていたと報道されている。しかしロシアのメドベージェフ大統領はそれらの内政干渉を全て拒否している。特に大統領は米国の態度を許せないものだと判定している。不整合性が観察されたとする話は問題だが、しかしロシア政治の不整合性の問題がそうさせたのではない。もう直ぐ憲法に何と書いてあるのかを言うだろうと大統領は語った。
クレムラン宮殿側を支持する若者たちは6日午後にプーシキン広場に2000人を集めて静粛にデモを続けている。この集会には許可がでている。
多くのロシア人は昔から民主的な選挙を信じてないという。
6日のモスクワではプーチンに抗議するデモで数百人が警察に尋問を受けた。トリオンファルナヤ広場(la place Trioumfalnaïa)の一方側には体制派の人々が陣取っていた。これに抗議者側がデモに加わるように呼びかけたという。
デモの人々は数十人が警察の護送車に入れられた。
ロシア第2の都市サン・ペトロスブルグでも300人ほどが中心街のネブスキ・プロスペック(Nevski Prospekt)通りで抗議デモを展開した。50人ほどが尋問を受けたと伝えられた。
http://www.2424actu.fr/actualite-internationale/moscou-arrestations-en-pagailles-pour-la-seconde-journee-consecutive-3264539/
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