2012年5月20日日曜日

仏議会選挙で負けた大臣は辞任 しかし全員が候補者である必要はないと仏首相が追認

オランド仏大統領が任命したジャン・マルク・アイロー首相はその任命された日に、「6月17日の議会選挙に大臣は全員出馬するが、もし大臣閣僚が負けた場合には、その大臣は大臣職を辞任することになっている」と発言していたが、19日首相はフランス・アンテール・ラジオ(France Inter)に出演して、「必ずしもすべての大臣が出馬する義務はない。だれもが候補者ではない」と話した。

アイロー 首相は政府スポークスマンに任命された最年少大臣のナジャ・バロウ・ベルカッセンさん(34歳)などをかばうように「常時スポークスマンが必要なのだ」と話している。

野党側となった国民運動連合(UMP)のクリスチャン・ジャコブ議員は、「勇気がないのだ」と批判した。