仏の老後年金納入期間 オランド政権で大幅に縮小

オランド大統領は１０日の議員選挙を前に仏の老後年金の納入期間の大幅な縮小を発表した。これまでサルコジ政権では１７歳から働いた者だけが６０歳定年で老後年金を受けることができたが、オランド大統領はこれを２年ほど縮めて１８歳ないし１９歳から労働を開始した者でも１６０トリメストル（４０年）を消化していれば老後年金受給者の対象になるとした。

ブノワ・アモン　経済社会・連帯相（Benoît Hamon）はサルコジと比べて早く退職できることを評価している。


今後は毎年１２万ほどがこの待遇によくすることになる。財源は労働者が負担することになり、最低で年間１ユーロ (約１００円)から最高で１５０ユーロが支払われることになる。