2012年6月26日火曜日

アレバのウラン鉱採石場をチャド人民再興の武装蜂起組織が中央アフリカで襲撃



仏原子力産業のリーダーのアレバ社が運営する中央アフリカのウラン鉱床のある採石場をチャド人民再興の武装蜂起組織FPRが襲った。戦闘で死亡した者はなかったが、25キロほど離れた場所で村民が襲撃にあって一人死亡している。FPRは2008年から中央アフリカに君臨してきている。

2010年にはニジェール北部のアルリット (Arlit)のウラン鉱石採掘場で6人がマグレブ諸国のアルカイダ (Aqmi)に誘拐された。病気だった婦人だけが釈放され、他の5人は依然としてとらわれたままである。

人質になっている5人のアレバ職員はこのウラン採掘所に就業していたと仏外交筋ではいっている。アレバではこの事件は単なる盗賊行為で食料や通信機器が盗まれたものでしかないと問題を縮小化して見ているようだ。