ソマリアで捕虜になっていたデニス・アレックス氏と2人の仏軍兵士が殺害された。アレックス氏は仏国外秘密情報局(DGSE)員で2009年7月14日からソマリアで捕虜になっていてDGSEによる解放戦の最中に11日から12日の朝にかけて牢番によって殺害された。仏防衛相は12日朝に記者会見しテロリスト17人を殺害したが、仏軍兵士2人が死亡したと発表した。誘拐されて捕虜になっているフランス人は無事だといっている。11日のオランド仏大統領のマグレブ諸国のアルカイダ(Aqmi)とのマリ国での戦闘宣言の直後にフランス側が捕虜解放の行動を活発化させている。
ソマリアのイスラム主義勢力の責任者はフランス通信(AFP)に対し仏軍のデニス・アレックス解放作戦は失敗したと伝えている。その中で仏兵士1人を殺害し、1人の負傷した兵士を捕虜にしたと発表。さらに付け加えて、仏軍は多くの負傷者と死亡者を出したと報じている。また同発表ではデニス・アレックス氏はまだ生存していると報じている。
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