2013年2月27日水曜日

世界の人権の拡大に貢献したステファン・エッセル(Stéphane Hessel)氏の死去を追悼

















フランスのステファン・エッセル(Stéphane Hessel)氏(95歳)が26日夜から27日にかけて死去。同氏は「憤慨せよ !」(Indignez-vous !)の著者で国連大使として全世界のユマニテと人権拡大に貢献した。特にサンパピエ支援で有名であった。彼は人々を愛し全生涯にわたってレジスタンスの精神を貫いた20世紀21世紀にわたる人権の闘士であった。2年前の著書「憤慨せよ !」は全世界35カ国で400部を売っている。

ナチズムに反対し財政や政治の人権に及ぼす影響を批判した人で、彼はそういう人権を悪化させる利用者を批判し、不正や貧困をスキャンダル化した。

彼は朝早くおきた。彼の手帳には毎日の日程がぎっしりと書かれていて、人権のために世界を駆け巡った。同氏と親交のある農民運動家のジョゼ・ボベ氏は、「ステファンは毎年ラルザックに来てくれた」「フランスはNONといえる国であることを主張した人だった」と同氏の死を追悼した。