2013年7月11日木曜日

還流コミッションも調査 タピ財産差し押さえは不可欠策

  7月10日夕刻、インターネット新聞のメディアパート(Mediapart)社の創立者の一人であるローラン・ムドウィー氏は仏国営ラジオ・フランス・アンフォに特別出演し、元アディダス社長で大臣も務めたベルナール・タピ(Bernard Tapie)氏が仏裁判所によって財産の差し押さえがなされたことでジュリアン・モック氏に答えている。

 -判事の判定(財産差し押さえ)は正しいのか?

 -集団組織犯罪でこの方策は予備のためである。二つの裁判があり経済相で国際通貨基金(IMF)総裁クリスティーヌ ラガルド氏は軽罪裁判所へ送られることは確実師されている。多くの不備があって現政府が勝って、タッピは金を返済することになるだろう。裁判所はそのために事前策で財産の差し押さえをしたのである。

 -タピ事件はタコの足のように多くの人物によって組織されたもので、ベルナール・タピの他にも利益を得た者が(当時のサルコジ)政府内にいると考えられるのでその種の還流コミッションの筋を捜査しなければならないだろう。今回の判事の方策としてタピの財産差し押さえは絶対に必要であった。
 -もし集団組織犯罪の刑事罪が明快になればそれは重罪で、すなわち複数の人が裁判を組織化したということで国家財産汚職をした。これは再確認することが必要だ。タピ1人が恩恵を被ったのか?それとも別の者も利益を得たのか?金は何処を通ったのか?

 -タピ氏はフランス国内の保険会社に2000万ユーロ(約26億円)の生命保険がかけてある。ベルギーの保険会社には18000万ユーロ(約234億円)がかけられている。パリのサンペー地区のタピの住宅は69900万ユーロ(約 円)で、サントロペの住居は4000万ユーロ(約52億円)などで、総てのリストを全部上げるわけには行かないが・・・。すでに27800万ユーロ(約361億4千円)を超える。財政犯罪調査官は本当のタピの財産額を調べる必要がある。