2013年8月17日土曜日

仏のモゼール地方カットノン原発基地で数十㎥の酸性水流出 1ヵ月前の事故は未発表

Une fuite d'acide chlorhydrique s'est répandue dans la Moselle.
© EDF-CNPE de Cattenom
   仏のモゼール地方にあるカットノン(Cattenom)原発基地で数十㎥の酸性水が流出する事故を原子力安全局(ASN)が記者会見で発表した。事故は丁度一ヶ月前に起こっていたがフランス電力(EDF)はこれをメディアに一切報告していなかった。カットノン原発基地はフランスの原発基地としては最大級のもので北部のグラベリン発電所に次ぐ第二の規模を誇る。

 6月7日には同カットノン原発基地原発基地では火災が起きて技術者が軽い怪我をしていたがEDFでは問題ないものとしていた。
 
 7月23日と24日には同原発基地で第3号機の冷却回路の配管が破れて塩酸水58㎥が地上に流れ出る事故が起きていた。


 カットノン原発基地での事故は管の一部が破れたもので酸性水は地下水に吸収されてモーゼル川には流れ込んでないので安全だとされてきたが、8月16日のフランス電力(EDF)の発表をル・ポワン誌(Le Point.fr)は伝えてモーゼル川に流れ込んだと報道している。EDF側では漏れは年間許容量の1%を超えてないので環境えの影響はなく安全だとしている。

 ASN側では人的危険はないとして、「塩酸水は腐食性物質だが中毒性はない」「冷却回路の水を安定化させるもので原発設備以外の部分に当てられたものである」と言っている。一方、同原発基地では2013年8月6日に国際原子力事象評価尺度INES 」(International Nuclear Event Scale)の検査を受けた時点では「水準0」で問題になっていなかったという。

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Fuite d'acide chlorhydrique à la centrale nucléaire de Cattenom

LE VENDREDI 16 AOÛT 2013 À 17:30
Par Lucas Roxo