2013年11月12日火曜日

捕虜交換、イスラエル首相は、パレスチナ兵1000人の釈放は国際イメージアップに必要と解釈

スラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ドイツの提案するパレスチナ軍1000人の捕虜釈放を、仏-イスラエル兵ギラッド・シャリット1人の釈放を交換条件に受け入れると7月1日のテレビで発表した。首相はイスラエルは、1人の捕虜解放にも熱心であることを声高に訴えて、それに対し1000人の解放をしてもよいといっている。しかし、その1000人のパレスチナ軍の釈放のなかには特に危険な人物は除外してあるという。それは再度の反イスラエルテロの激化を心配するからだとも同首相は語っている。(本文の初出 / 公開日時: 2010年7月2日 @ 16:48  )

これまでイスラエルは、ガザ地区への人権団体貨物輸送船を襲撃するなど最近のイスラエルの不祥事で国際世論のイメージが悪化していた。これに対処しての、イメージアップの印象操作の向きもあるとの見方も強い。

今後、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はこの交渉が成功すれば、ガザ地区の包囲壁の軽減化も進んでいくのではないかと見ているようだ。

イスラエルのメディアでは、4年来ガザ地区でイスラム過激派ハマスに捕まった兵士と、パレスチナ軍兵捕虜500人ほどの捕虜の交換が、数ヶ月前から、ほのめかされていた。


【関連記事】
イスラエルの「公海」襲撃を、「戦争犯罪」で仏と国際刑事裁判所に告訴 ...
2010年6月12日 ... ガザ地区への救済支援の物資を積んだ人権擁護団体の船が、「公海域」でイスラエル軍船団とヘリコプターに悲惨な襲撃をうけ9人のパレスチナ支援の活動家が死亡した。この5月31日の事件に関し、人権団体のリリアン...
www.janjanblog.com/archives/5417

(参考記事)

http://tempsreel.nouvelobs.com/actualite/monde/20100701.OBS6514/israel-n-echangera-pas-gilad-shalit-a-n-importe-quel-prix.html
.