米国ゴーグル社に1200億円 個人情報侵害でスペインが罰金要求

スペインのインターネット監視組織は私生活侵害で米国の検索エンジン会社ゴーグルに対し90000ユーロ（約1200億円）の罰金を払うよう要請した。同組織は、ゴーグルは違法な個人情報の収拾と加工をしていて、これは重大な個人情報保護法に違反するものだとして告訴している。しかしゴーグル側ではヨーロッパ法を遵守して行なっているといっている。

スペインは6月からフランスは9月に私生活の尊厳侵害を危険視してゴーグル社への調査が開始されていた。独、イタリア、英国、オランダなどでも同様な対処が開始されている。

ゴーグル社は、元米国家安全保障局（NSA）員であったエドワード・スノーデン氏が米秘密警察による全世界傍聴行為を暴露して以来、監視の対象になっていた。