2013年12月20日金曜日

オバマ米大統領は 米議会での新たなイラン原発開発制裁に反対

19日、ホワイトハウスでは、オバマ米大統領は米議会で論議されているイランに対する新たな制裁措置に対して、ジュネーブでの仮批准を覆して米議会で投票されれば拒否権を行使するだろうと予告している。この問題の解決策は難しい。戦争か外交交渉の二つが考えられるといわれている。米議会ではイラン原発計画推進で新たな制裁論が論議されているが、オバマ米大統領はこれには反対を表明している。

イランの原子力計画は、原子力の平和利用を隠れ蓑にした原水爆の製造が疑われてきている。議会での論議は20日まで続けられる。

11月24日にジュネーブで国連の常連理事国5ヵ国と独を含めた6カ国でイランの原子力計画を仮批准していた。この外交交渉によって6ヶ月間はイランの危険な原発開発が凍結されて、イランへの新たな制裁は行なわれないと見られていた。