仏軍事産業が世界に誇る戦闘機ラファールをブラジルは買わないことになった。理由は値段もあるが、フランスが戦闘機の製造技術を全面的にブラジルに提供しないことらしい。ブラジルは軍事面で米国やフランスへの依存を嫌っていてその点でスウェーデンの戦闘機が選ばれたといわれている。
ジャン・イブ・ディラン仏防衛相は木曜日朝のヨーロッパ1に出演して我々はインドやゴルフ湾岸での契約の良い結果がもうすぐ出ると信じると発言した。これまでの軍事産業依存のフランス経済とそれにまつわる賄賂(コミッション)がサルコジ前大統領を震撼させている現在、フランスにとって本当に大事な経済の質の分岐点になると受け取るべきではないか。