2014年2月22日土曜日

仏エコロジストが遺伝子交換作物で欧州議会の認可のあり方を論議

フランスのエコロジストは仏社会党の提案している遺伝子交換トウモロコシ栽培反対では不十分だとし、フランス国内での総ての遺伝子交換作物栽培に反対する提案を21日に出した。社会党案は4月の議会で討議されるが欧州エコロジスト・緑の党(EE-LV)ではエコロジストの提案も同様に論議されると確信している。今後は欧州議会での遺伝子交換作物許可の審議にも再検討が急速に必要だとしている。

仏国家審議会は昨年夏に遺伝子交換作物モンサントMON810の2011年の栽培禁止令を無効にした。その許可更新は欧州議会によって審査中である。
欧州の各国は自国領内での欧州議会の許す遺伝子交換作物の禁止は許可されている。

フランス政府では欧州議会が許可すると見られるトウモロコシTC1507(Pionner-Dupont)を前もって禁止した。

17日の上院は政府の支持するアラン・フルコニエー社会党上院議員の遺伝子交換作物モンサントMON810トウモロコシ栽培廃止案を却下した。

フランスでは種まきが始まる前に、議会できめようと昨年は話していたために討議が急がれているが、今後は、国がOGM解禁に反対している場合に、欧州議会での遺伝子交換作物認可のメカニズムに論議が起きることになる。

【参考記事】
http://tempsreel.nouvelobs.com/politique/20140221.AFP0667/les-deputes-ecologistes-veulent-interdire-la-culture-de-tous-les-ogm.html?xtor=RSS-138

Les députés écologistes veulent interdire la culture de tous les OGM