2014年3月4日火曜日

UMP議員がコッペを内部告発 友人の会社にサルコジの大統領選挙運動の経費水増し支払い

国民運動連合(UMP)のフィヨン前首相寄りのリヨネル・タルディ議員は、国民運動連合(UMP)議長であったジャン・フランソワ・コッペ議員が2007年のサルコジの大統領選挙運動資金を通常の2倍も上乗せしてコッペ氏の友人の会社でベグマリオン(Bygmalion)の下請け会社Event&cieに800万ユーロ(約11億2千万円)も支払っていたことは誰もが知っていることだと暴露した。これはル・ポワン誌(Le Point.fr)が2007年のサルコジの大統領選挙で、コッペの知り合いに演出や照明などの仕事を受け持たせ、その経費を通常の値段以上に上乗せして計上していたことを暴露した。

コッペはこのル・ポワン誌を訴えた。結局はコッペ自身の身の潔白を証明するのではなく相手を逆批判しただけで、UMPだけでなく全党が透明化して経費計上をすべきであると提案した。ジャーナリストも同様に経費を明快にすべきだと述べている。コッペは自分が批判された本質的な問題に対しては何も答えなかった。

サルコジは先だって大統領選挙運動資金問題でパリの北部近郊の大展示場を使用してのビルパント講演やツーロン市での大々的な会合で、まだ候補宣言をしてない時期に大統領の活動としてその演出や照明などの会場経費を落としていたことが暴露された。これが裁かれて国に金を返済することになった。しかしサルコジ自身は少ししか金を出さなかった。多くは基金「サルコトン」なるものを設けて党員などにその1100万ユーロ(約15億4千万円)の金を募った。

ル・ポワン誌によるとタルディ議員はコッペ氏が上乗せ計上して友人に金を支払っていたのを知っていたから、「サルコトン」には参加しなかったのだと言っている。コッペの選挙運動責任者のジェローム・ラヴリユー氏はタルディ氏を訴える考えだと言う。タルディ議員はサルコジ氏の大統領選挙運動資金が誇大なもので高くついたものだと語っている。