4日夜、ウクライナに集まった世界の経済大国6カ国はロシアがウクライナ国境から一刻も早く軍隊を撤退しウクライナの状況悪化阻止へ動かない場合には、再度の経済制裁を決行するとロシアを威嚇する経済制裁案を米・仏・独・英・日・伊・カナダの各国首脳で決議した。このG7の介入は5日にノルマンディ上陸作戦70周年記念の前夜際にフランスで宣言される。6日のノルマンディでの式典にプーチン大統領は出席する予定であり5月25日に選出されたウクライナの新大統領と会うことを否定してはいない。
オランド仏大統領はこのロシアへの措置を7日のウクライナ大統領就任日まで持続させてゆくことがウクライナ危機を打開できるものと見ている。