2014年6月14日土曜日

ベオリアを南仏での公共事業市場への権力不法関与で取調べ

13日、世界的な公共事業建設備会社ベオリア(VEOLIA)社の権力関与疑惑で警察が調べに入った。事件はゲリニィ事件と呼ばれているもので、マルセイユ検事によると南仏ブッシュ-ド-ローヌ県の公共事業市場に権力の不法関与があったと見られている。裁判所は、総工費額1480万ユーロ(約22億2千万)のうちの900万ユーロ(約13億5000万円)もが保証金として2006年にベオリアの子会社ソムディス(Somedis)社に賠償金として流れたことを調べている。
しかもこの金はサロン・ド・プロヴァンス地区の集落のごみ処理所開発に関係した契約が破棄された賠償金であった。契約が破棄されるとごみ処理場の管理は別のゲリニィ兄弟の会社がすることになった。

ベオリアはこれに対しコメントを一切ひかえている