2014年6月8日日曜日

忘れない、許さない! パリで怨念の追悼式 クレモン・メリック一周忌記念抗議集会デモ


7日にパリで反ファシスト者クレモン・メリック氏の一周忌記念の抗議集会デモがありフランス各地から活動家数千人ほどが集まった。集会はバスチィーユ広場から始まり、夕刻にはパリ東部のガンベッタ広場に到着。集会に集まった多くの人たちはフランスでの極右派国民戦線(FN)の台頭を危惧している。怨念の追悼式があってもメリック氏の死は浮かばれないだろ う。なぜならば許されることの無い極右派は同じように怨念をもってナチス化した暴力をふるってくるからだ。怨念の残る社会 ・・・・・ これをストップさ せなければならない。


 メリック氏は極左派系の活動家で黒頭巾(skinheads)のグループと衝突して18歳で2013年6月5日にパリのサンラザール駅近くで死亡している。

抗議集会の行列の先頭には、「断固として極右派と闘おう」と書かれた横断幕が掲げられた。その背後では、「クレマンは我々の仲間」「クレマンはアンチ・ファシスト」などの声に合わせて手を叩き腕をあげて叫んだ。参加者は左派各種団体で特に左派連盟や各組合だ。