2014年6月13日金曜日

今も続くW杯反対抗議デモ  ブラジル市民は浮かれてばかりではない

 W杯開催国ブラジルでは、数十人による飛行場の到着口の封鎖が一時的にあったが、12日に警察が解除したと伝えられた。ブラジル市民は国がW杯に110億ドルという巨額の税金を拠出していることに反対している。W杯開催日の12日にはサンパウロの開催式会場の競技場が主要な標的にされていて、その周辺で本格的な抗議デモが各種団体によって予定されている。

 ブラジルでW杯開催の反対を求めるデモが何度も企てられていて拡大化している。政府はこれを阻止する大掛かりな反デモを組織して対抗している。 

競技会場のホテル村になっている9箇所で反対行動が決起されていて、その中の一つは警察によって激しく撲滅されたという。

 カルロス・ジョバン・ガレアロ飛行場はW杯の応援団を迎えることになっているが、組合は労働条件改善と給料値上げを叫び抗議のデモにでている。