2014年6月28日土曜日

殺人契約は3千万円 モナコ大富豪婦人殺人事件  義理の息子が指令

5月6日にニースの病院に息子を見舞った直後にモ ナコ公国の大富豪エレーヌ・パストー(Hélène Pastor)婦人(77歳)とその運転手が殺害された事件は、義理の息子のヴォジェイム・ジャノウスキー(64歳)がパストー家族のスポーツ・コーチのパスカル・ド・オルリアックと200000ユーロ(約3千万円)で殺人契約を結んでいたことを認めた。スポーツ・コーチは金を受け取ったことやコモロ出身の2人のマルセーユ人を雇って殺害させたことを完全に認めている。なぜ殺したのかという問題だが、これに関しては、いまの時点で対立した2つの見方があるとマルセーユ検事はいっている。
殺害したのは、ジャノウスキーによると母親は娘のシルビア・パストーに対し冷たかったからで、彼女の苦しみを和らげるためであったというもの。これについては娘のシルビア・パストーは完全に否定している。警察側では、ジャノウスキーがパストー婦人の財産に手を出そうとしたのではないかと見ている。現在ほかの3人の共犯者ともども7人は監獄にはいった。もっかこの事件での今後の展開はないものとみている報道が主流のようである。

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