2015年2月14日土曜日

サルコジの仏極右派系フロンナショナルの傀儡性を問う

国民運動連合(UMP)の国家審議会の7日の会合でUMP№2で元環境相 のナタリー・コシウスコモリゼ(2007年のサルコジの大統領選挙スポークスマン)はフランス東部のドウ県の補欠選挙でUMP候補が敗北し、決選投票ではサルコジの提唱した《マリーヌ・ルペンの極右派系フロンナショナル(FN)党にも票をいれず、社会党(PS)をも支持せず》といった戦略に関し疑問が起きている。サルコジはマリーヌ・ルペンの極右派系フロンナショナル(FN)党の傀儡かと疑われてもしょうがないからである。
これは、ナチズムを支持するFNに反対しなかったことはUMPの価値感に照らして果たして正しかったのかと問いである。ナタリーさんはこれを同党の党員に糾したいといっている。ボルドー市長のアラン・ジュッペ元首相や民主運動(モデム)のフランソワ・バイル議長、ナタリー・コシュスコ・モリゼさんらはサルコジとは別に社会党(PS)議員を支持したのであった。それはFNが勝利してしまうという最悪の結果を避けたかったからだと彼女はいっている。思想的にFNというのは人種差別主義者で移民排斥であってこれはサルコジとも相容れるものがあると考えられる。この点で次の仏大統領選挙候補を予定しているジュッペとサルコジは国民運動連合(UMP)内部で対立し争うことになるだろう。

Dans une interview au « Figaro », la vice-présidente de l'UMP exprime le souhait que les militants soient « consultés » sur l'attitude à adopter en cas de duel FN-PS lors...
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