2015年2月23日月曜日

仏製薬会社サノフィ(Sanofi)の新社長就任祝金6億円をセゴレーヌ・ロワイヤル環境相が「堕落」と批判

フランスの製薬会社サノフィ(Sanofi)のオリヴィエ・ブランディクール氏が新社長就任祝金として400万ユーロ(約6億円)の賞与を受けていたことがモラルに反するとして社会党政府スポークスマンのステファン・ル フォール氏が、23日朝のRTLラジオで指摘した。セゴレーヌ・ロワイヤル環境相はブランディクール社長はこの賞与を放棄するのが最低限のモラルであると発言した。また、薬代は国の社会保障で支払われている。それはフランス人の税金でもある。あまりにも堕落した話であるとBFMTVで話した。

ブランディクール氏の所得は150万ユーロ(約2億2500万円)である。

エマニエル・バルス首相は訪問先のポート・デ・ベルサイユの農業物産展から「堕落してる」と批判。フランスは公共事業体の給与上限を決めたばかりだが、世界的な大企業における社会的モラルが問われだしてきている。


【参考記事】
http://www.lemonde.fr/economie/article/2015/02/23/le-bonus-du-nouveau-patron-de-sanofi-agace-le-gouvernement_4581420_3234.html

http://www.liberation.fr/societe/2015/02/23/bonus-du-patron-de-sanofi-incomprehensible-pour-le-gouvernement-qui-appelle-a-la-decence_1208239
L'octroi d'un bonus d'arrivée de 4 millions d'euros au nouveau patron du groupe pharmaceutique français Sanofi, Olivier Brandicourt, fait grincer...
LEPARISIEN.FR

http://www.liberation.fr/societe/2015/02/23/bonus-du-patron-de-sanofi-incomprehensible-pour-le-gouvernement-qui-appelle-a-la-decence_1208239


http://www.lemonde.fr/economie/article/2015/02/23/le-bonus-du-nouveau-patron-de-sanofi-agace-le-gouvernement_4581420_3234.html