ドイツがアウシュヴィッツ の収容所の犯罪をもっと早く現行の基準で裁判所が行っていたのなら数万のドイツ人は法廷に呼び出されているはずだと大学関係者のコルネリウス・ネステル氏は主張している。これまで1945年来法廷で裁かれたのは6656人で殺害容疑者でも平均が8年以下に軽くなっていたという。グローニングは12年前に自分は機械であって責任はないと罪を否定している。
ドイツのメルケル首相は来なかったが、旧ソビエトの赤軍によるアウシュヴィッツ の収容所解放70周年を記念して、1月27日には300人の生き残りとともに世界中の指導者が雪のふるアウシュビッツ収容所の仮設テントに集まった。そして集団焼却所付近の記念碑に墓参の追悼を行っている。アウシュビッツ収容所では1940年から1945年の間に110万人が殺害され、その100万人ほどはユダヤ人であった。大切なことはこの大虐殺には数では表現できない、一人一人が顔を持つ人間であったということだ。その一人を殺害してもよいという思想は今のドイツにもフランスにもアメリカにも日本にもある。そのような人の殺害を絶対禁止している宗教や道徳が今の欧米や軍国主義をやった神道の思想には存在しないことが問題なのだ。
Allemagne : le comptable d'Auschwitz jugé 70 ans après
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