フランスの「共和国」というのはフランス人総ての共有価値であり、その価値を示す「共和国」の名を一党が独占的に名乗る考えというのは独占思想なので許せ
ないとして、140ほどの党や協会がサルコジの国民運動連合(UMP)の党名変え要求に反対していた。が、「許可」されたと、裁判所の判決が26日14時
の国営ラジオフランスアンォで報道された。中身の伴わない名前だけを取って付け変えても、それは「有名無実」でしかない。サルコジ氏は多くの事件でいくつもの拘置と起訴で裁判所に呼び出されている現在、「国家機密情報侵害」や「権力関与」や「公共資金悪用」の「隠滅容疑」があがっている。ルモンド紙(Le Monde)などの報道では、今後控訴院に上訴される可能性が高い。
これで、サルコジ前大統領は今の国民運動連合(UMP)がビグマリオン事件や偽名携帯電話事件などでの「国家機密情報侵害」や「権力関与」、「公共資金悪
用」などの隠滅容疑で薄汚れた党の名前を変えることができると思っているようだ。
しかし名前を変えても、かえってそれは共和国の価値を下げることになるだ けだ。石を玉と言っても瓦礫であることに変わりはないだろう。「有名無実」では人々の目を掠めとるだけである。
しかし名前を変えても、かえってそれは共和国の価値を下げることになるだ けだ。石を玉と言っても瓦礫であることに変わりはないだろう。「有名無実」では人々の目を掠めとるだけである。
Le
tribunal des référés de Paris devrait se prononcer sur la légalité de
cette nouvelle dénomination, qui constitue, selon les plaignants, une «
appropriation du bien...
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