2015年7月26日日曜日

12歳の少女が自爆テロ カメルーンで連続爆弾殺害 宗教はこれを許すのか

カメルーン北部では中心的な町マルア(Maroua)で、7月25日夕刻に12歳ほどの少女の自爆テロによって、少なくとも20人の死亡者79人の負傷者をだす爆弾襲撃事件があった。当初は軍隊の見解からある男が喫茶店内に爆弾を投げ入れたとされていた。マルアの町は商店が多く特にイスラム教徒で賑わっていて、数ヶ月前から軍隊による厳しい監視がなされてきたいて人々は恐怖の中に生活していたという。イスラム教徒の移動手段としてよく使われるバイクの使用は夜は禁じられていた。(パリ=飛田正夫 2015/07/26 23:09日本標準時 )

マルアの町では、22日にはニジェリア(Nigeria)のイスラム主義組織ボコハランの女性による自爆襲撃テロで、13人が死亡したばかりであった。自爆テロは自分も死に相手も殺害するという人間生命の尊厳を無視した行為だ。キリスト教や神道も人間の生命を重んじないが、しかもこれを女性にやらせているイスラム主義者というのはイスラム教徒なのだろうか。