2015年7月24日金曜日

フランス議会は タバコの一律表示と医療診断費の健康保険払い法案を廃止

17世紀ころにタバコの葉を7、8枚巻いたのを
店の中に置いたものが細長いのでキャロット
(ニンジンの意味もある)と呼ばれた。
次第に陶器などになり、タバコ会社セウタが
キャロットをタバコ店に配るようになったが、
その内に各店が自分でこれを作るようになった。
セウタは街路の角に二つ並べることを薦めた。
フランス議会は、タバコを一律表示にする法案と医者への診断費の健康保険支払い法案を多くの右派の反対で22日の議会で廃止された。

タバコ法案反対はタバコ販売店がニンジン4トンをトラックで社会党本部の前にぶちまけて抗議した。タバコなど必要ないという人が多くなっているが、タバコは子供や周囲の人々にの空気を害し健康に悪影響を与えることから取り締まりを強化すべきだ。吸殻を路上に捨てるものなどがほとんどで、フランスは日本のように監督が厳しくないために環境問題になっている。(パリ=飛田正夫 2015/07/24 18:25日本標準時 )

医者への診断費の健康保険支払い法案は医者が7年も給料無しで勉強したことを考えると一人当たりの診察で23ユーロ(約3200円)なので、時間がかかるとして反対してきた。薬にかんしては健康保険支払いが実現していて、患者は薬代が健康保険の天引きなので薬局でほとんどの薬はお金を支払うことがなくなっていた。