仏メディアの旅
フランスのメディアから社会と宗教を考える 飛田正夫のブログ
2015年7月28日火曜日
オバマ米大統領のケニア訪問で テロをケニアに責任特化するCNNニュースに批判
オバマ米大統領のケニヤ公式訪問の前夜7月23日に報道されたCNNのニュースで「ケニアは恐怖の釜土」の国だと形容したことがケニヤ政府から尊厳がないと抗議の批判が起きている。初の米国黒人大統領であるオバマ氏の父親の祖国ケニアの訪問で、ケニアのメディアはこれを数週間前から話題にしてきていた。(パリ=飛田正夫
2015/07/28 16:21
日本標準時
)
CNNのニュースは、ケニアをテロリストやイスラム主義者、4月にガリサ(Garissa)大学を襲って148年を殺害したソマリアのシェバーブ(Shebab)の恐怖のイメージで描いている。ケニヤ人たちはこれに対し非常に自国が馬鹿にされ尊厳を失ったと怒っていて、テロをケニアに責任特化しスティグマ化しようとしているCNNのニュースは、「無意味なことを絶え間なくしゃべるチャンネル」と叫んで批判している。
次の投稿
前の投稿
ホーム