2015年10月26日月曜日

ユンケル欧州委員会委員長 国境封鎖を避け 移民・難民の受け入れ管理へ

10月25日に召集された緊急欧州共同体首脳会談では、ジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長が欧州共同体内への移民・難民の流れを管理する17の方策を打ち出した。ユンケル欧州委員会委員長は欧州国境を封鎖することは最良の解決策だとは考えてない。それによると100000人の枠を設ける。その内、ギリシャには5000人分を国連(ONU)高等委員会の援助で準備する。目標としては、いまから年末までに30000人分の受け入れを可能にする。次に、HCRの資金援助で市町村の公共住宅や家庭の中に20000人分の受け入れを用意する。あとの50000人分として国連(ONU)関係者と連結を取って、今バルカン半島を渡って来ている人々に充てる、というもの。(パリ=飛田正夫2015/10/26 19:14日本標準時 )


ユンケル欧州委員会委員長は、移住民が欧州共同体へ吸収されることが必要で、あるとあらゆる階層の新来者を確実に記録すべきだとしている。同委員長は各国が自国に流れ入る移動民の数の情報を日常的に交換を義務付けて、これまでの欧州の放任的な流入を終わりにしたいとしている。ブルガリアとトルコとの間でコントロールを強化する一方。ギリシャとアルバニアやマケドニアとの間でもそれを強化する。25日には400人の国境警備兵をスロベニア国境に贈ることを決議した。

【参考記事】
http://www.franceinfo.fr/actu/europe/article/refugies-l-ue-va-creer-100-000-places-d-accueil-en-grece-et-dans-les-balkans-741033