2015年11月23日月曜日

アルゼンチンに新大統領 モーリシオ・マクリ氏が54%を獲得し当選

11月22日のアルゼンチンの大統領決戦投票で現在開票率45%だが、モーリシオ・マクリ(Mauricio Macri)氏が54%を獲得し当選した。第一次投票前の人気は改革派連合の代表で中央左派のラウル・アルフォンザン(Raul Alfonsin)氏が優勢であったが敗北した。当選したモーリシオ・マクリ氏はアルゼンチンの改革派政党の創立者で、ブエノスアイレス市長には2007年6月に61%の票を獲得して就任している。アルゼンチンの国技でもあるボカ・ジュニオーというサッカークラブの会長も務めている。(パリ=飛田正夫 2015/11/23 12:08日本標準時

このことでアルゼンチンのネストー(Nestor)やクリスティナ・フエルナンデス・キルチネル(Cristina Kirchner)大統領によって指導されてきた政治的・経済的な保護政策を終焉することになる。夫の後を継いだクリスティナ・キルチネル大統領の2007年の時代からはアルゼンチンは南米第3位の経済力を誇っている。クリスティナ・キルチネル氏は3期連続の大統領が許されてないために出馬していなかった。10年間の経済的好況後の最近の不況で新大統領は連合をどのように形成するかが勝利の祝宴の裏にある。キルチネル政権では南米のブラジルやpら具合、フルグアイとの南部共同市場(メルコスル)に力を入れ関税同盟を結び対米依存の経済を転換させていた。

【参考記事】
http://www.lemonde.fr/ameriques/article/2015/11/23/en-argentine-le-liberal-mauricio-macri-remporte-l-election-presidentielle_4815218_3222.html