2016年1月15日金曜日

サンドニでの自爆テロリストの身元が確認

仏警察特殊部隊が突撃した、サンドニのコルビヨン(Corbillon)
通り。奥が中央郵便(写真は筆者撮影)
サンドニのコルビヨン(Corbillon)通りのアパートを2015年11月18日にフランス特殊部隊が突撃した事件は、5000発の銃弾が撃ち込まれたと表されたこともあり記憶に生々しい。この時に自爆をした者はシャキブ・アクル(Chakib Akrouh)だと検事が1月14日夕刻に発表した。母親の遺伝子と照合して確認できたという。国営ラジオ・フランス・アンフォが報道した。爆弾ベルトで自爆したシャキブ・アクル(Chakib Akrouh)25歳は、調査によりアブデルスラム(Abdeslam)兄弟の近くのモレンベーク(Molembeek)に住んでいたことがわかった。2015年1月に他の5~6人と共にブリュッセルからシリアへ渡った。シャキブ・アクルの自爆したと時に傍にい従妹の ハスナ・アイ・ブラシェン(Hasna Aït Boulahcen)と、2015年11月13日のパリ同時テロ襲撃事件での連絡役とみなされるアブデルハミッド・アバウウ(Abdelhamid Abaaoud)もこのサンドニのアパート3階での爆破で死亡した。この自爆で頭が街路に落ちたのも見つかっている。
シアット(Seat)車の乗り捨ててあった、モントリオール市の
エドワード・ヴァイヤン(9 Rue Edoouard Vaillant)通り。
(写真は筆者撮影)

シャキブ・アクルの名前はベルギー側の調査では名前は挙がっていた。科学警察班の調査から、シャキブ・アクルが使用したカラチニコフに付いていたた遺伝子(DNA)を調査して、パリのレストランやカフェのテラスで39人を殺害した後で、パリ東部郊外のモントリオールのメトロ・コワドシュボー駅近くにに乗り捨ててあった車シアット(Seat)の中から発見されカラチニコフの指紋とは、母親の遺伝子と照合してアクルのものであることがわかった。


【参考記事】
http://www.leparisien.fr/une/attentats-le-kamikaze-de-saint-denis-identifie-grace-a-l-adn-de-sa-mere-14-01-2016-5451253.php


http://www.franceinfo.fr/fil-info/article/attentats-le-kamikaze-de-l-appartement-de-saint-denis-identifie-758591