2016年4月20日水曜日

フランスのマクドナルド 脱税で450億円の罰金

(パリ=飛田正夫2016/04/20 13:54日本標準時)フランスで営業を展開するファーストフードの世界的なチェーン店マクドナルド社がスイスやルクセンブルクに収入を隠し脱税をしているとして仏税務局は3億ユーロ(約450臆円)を要求した。フランスのエクスプレス紙が19日に明かした。同紙によると、マグドナルドはフランスだけでなくヨーロッパで2009年から2013年の5年間で10億ユーロ(約1500臆円)以上の税金を誤魔化していて欧州連盟組合の公共サービス(EPSU)、農業と観光及び食品(EFFAT)そしてサービス業雇用国際組合(SEIU)など3団体から追求され訴えられている。
フランスではマクドナルドは2年以上前から仏大蔵省から嫌疑されていたという。マクドナルドはルクセンブルクに独自の有利な低い税率1%(フランスは33.3%)を払って、フランスでの収益を故意に隠していた。そのためにマクドナルドで働く従業員には営業成績による見返りがなにもなかった。国際的な黒い企業の疑いがあり欧州議会も調べに入っている。

【参考記事】
http://lexpansion.lexpress.fr/actualite-economique/mcdonald-s-soupconne-de-fraude-fiscale-pour-plus-d-un-milliard-d-euros_1655605.html

https://www.google.fr/?gws_rd=ssl#q=McDonald%27s%E3%80%80soup%C3%A7onn%C3%A9e%E3%80%80%E3%80%80+l%E2%80%99Express

http://www.franceinfo.fr/fil-info/article/redressement-fiscal-de-mcdonald-s-une-injustice-ete-constatee-gilles-bombard-cgt-783689