2016年7月6日水曜日

ハンガリーは難民受け入れ嫌い 10月に国民投票

(パリ=飛田正夫06/07/2016 10:05:15 日本時間)ハンガリーのオルバン大統領は難民受け入れに難色を隠すことがない。キャメロン英首相が欧州離脱の賛否で国民投票を行った直後にハンガリーは、10月2日に難民受け入れの欧州割り当て数(コッタ)に関しハンガリー国民の意思を尊重しそれに従うことで国民投票をすることを決めた。ハンガリーは難民受け入れに否定的で昨年の夏にはセルビアとクロアチアとの国境に鉄条網を張り巡らした。欧州28カ国次元での難民受け入れ計画数の割り当てが昨年9月に決まったが、今でも難民受け入れの中にテロリストが混じって来るとして、12月には受け入れ義務を欧州裁判所に拒否する訴えをだしていた。ハンガリーの右派政権は国民の総意として欧州議会に意思を突き付けることを考えているらしい。(文字数 ;345)



【参考記事】
http://fr.euronews.com/2016/07/05/hongrie-la-campagne-du-referendum-sur-les-quotas-de-refugies-est-lancee/
http://www.lemonde.fr/international/article/2016/07/05/en-hongrie-le-referendum-sur-la-relocalisation-des-refugies-dans-l-ue-aura-lieu-le-2-octobre_4964036_3210.html