2016年8月4日木曜日

中国が不満 北朝鮮の中距離弾道弾ミサイル制裁は 国連で決まらず

(パリ=飛田正夫)北朝鮮が3日に撃った中距離弾道弾ミサイル(ノドン)が初めて日本海に落ちて大きな非難が日本側からおこっていて米国と韓国との緊張が更に高まっていて、米とその連合国は国連の懲罰委員会が正式に北朝鮮を罰するように国連安全審議会に訴えていた。米国と日本の要求で、3日夕刻から臨時開催された国連安全会議では2時間の秘密会議では中国が腹を立てていて何も具体的なものは決まらなかった。同会議の後に、米国外務大臣サマンタ・ポワー氏はこの発射は国際社会の安全を脅かすものだと発表した。別所告郎国連大使は国連安全審議会の殆どが厳しく北朝鮮を非難しているとして、審議会の早急の合意を希望している。在日の中国大使は記者会見で、我々は責任をもって朝鮮半島の緊張が低まることを保障するために努力するべきだと話し、その中には米国の韓国で展開されるミサイル防衛包囲網があり、中国はこれによって北朝鮮の安全が脅かされるのだと、不満をもらした。

同じ質問に答えた米外務大臣は、韓国との共同計画でそれは純粋に防衛のためでしかないとして、北朝鮮のミサイルを重ねて批判した。7月の次元で米国・日本・オーストラリアを含む国連の安全審議会メンバー10ヶ国は、国連の懲罰委員会に対し、北朝鮮の軍事計画と関係するものなのか正確な調査を求めるとともに、制裁を要求していた。

米国は、日本海沿岸250キロ沖に落ちたミサイル発射では、同時に他にも2発が打たれたが発射時に爆発したと思われるといっている。

 (文字数 ;627)(投稿日本時間 ;2016/08/04午後1時6分)
【参考記事】
http://www.romandie.com/news/Washington-et-Tokyo-poussent-lONU-a-condamner-les-tirs-nordcoreens-mais-Pekin-/726128.rom
http://www.franceguyane.fr/actualite/international/pyongyang-tire-pour-la-premiere-fois-un-missile-dans-les-eaux-japonaises-306489.php