2017年7月21日金曜日

サルトルの養女の死 サルトルの作品のギリシャ語やラテン語を読解できたアルレットさんの墓と遺産

(パリ=飛田正夫 paris時間;‎21/‎07/‎2017‎‎-09:37:25)ル・ポワン誌はジャン・ポール・サルトル(Jean-Paul Sartre )の養子縁組したアルレット(Arlette Elkaïm-Sartre)さんが昨年9月16日に81歳でひっそりと亡くなったことを2017年5月18日号(2332号)で報道している。彼女はサルトルの文学や哲学作品の中に出て来るギリシャ語やラテン語を読解できる優秀な学生であった。そういうこともあってか30歳の時に子供のいないサルトルの養子になった人だ。サルトルの著作権などの遺産の正当な相続人であるが、モンパルナス墓地のサルトルやシモーヌ・ド・ボォボワール(Simone de Beauvoir)の墓からは大分離れた場所にひっそりと隠されたように埋葬されたという。



【参考記事】
http://www.lepoint.fr/societe/jean-paul-sartre-un-heritage-tres-convoite-18-05-2017-2128384_23.php