(パリ=飛田正夫)7日夕刻の仏国営ラジオ・フランス・アンフォによると7日プジャダモンカタルーニャ大統領がもっか政治亡命の身となっているベルギーのブリュッセルに200人ほどのカタルーニュの市長が集会した。欧州審議会前ではカタルーニャ政府を支持してスペイン政府や警察、裁判所が不当な暴力でカタロニア地方の独立派を阻止し弾圧していることを特に抗議した。10月1日に行われたカタルーニュの独立国民投票ではスペイン警察が投票所を襲って投票紙を持ち去ったり、投票所を封鎖する暴力があった。17時からのブリュッセル美術学校の講堂では、カタロニア政府に対してスペイン政府の開始した様々な司法的政治弾圧に関して話しあわれた。7日には同様にカタロニアの独立に反対するカタロニアの企業家など独立反対抗議を、ブリュッセルに集会したカタルーニュの市長たちの反対側に陣取って行っているとフランスのラジオは伝え、数は30人ぐらいでスペインの旗をふっていたと報道している。カタルーニャ独立問題が欧州共同体(EU)の中心ブリュッセルに移っている。(日本時間07/11/2017 02:53)(仏時間 07/11/2017 18:53)
【参考記事】
http://www.lindependant.fr/2017/11/07/200-maires-de-catalogne-se-rendent-a-bruxelles-ce-mardi,3067384.php
https://www.rtbf.be/info/monde/detail_crise-en-catalogne-200-elus-catalans-se-rendront-a-bruxelles-ce-mardi?id=9755845