2018年1月14日日曜日

国連でトロンプの人権差別の暴言を糾弾 謝罪要求

(パリ=飛田正夫)トロンプ米大統領の人権差別の暴言に対して、13日の国連ではアフリカの54カ国代表が満場一致でトランプへの謝罪要求決議を調印しトランプを糾弾した。国連の難民対策高等弁務官はトロンプの発言を人種差別者のするものであり大統領の言う発言ではないと、残念であり恥ずかしいと嘆いている。トロンプは前日12日の米大統領官邸での閣議で難民問題を話し、「彼等は糞たれの国からやってくる」とアフリカ起源の人々や有色人種に対して悪言を吐いたからである。米大統領官邸はアフリカ54カ国の抗議に対し今の所、反意の意見を出すことも否定をすることもしていない。ドナルド・トロンプは常にアメリカ人民の為に戦っているという見解を崩していない。パリジィエン紙などが報道している。


米国内では、元民主党のジョエ・ビィデン(Joe Biden)元副大統領もこの様な発言や態度は米大統領のすることではないと発言している。フランスではマクロン大統領が中国を3日間訪問後にフランスに帰国せずに、直接にローマでのヨーロッパ7カ国難民受け入れ問題の会議に参加した。そこでは難民受け入れを縮小化する方向で会議がもたれている。
トランプの人種差別主義者発言は大変なショックであって、その為にマクロンの7カ国会議での主張などは余り話題にならなかったようだ。【参考記事】に引用したパリジィエン紙ではトランプの全世界での悪口が掲載されている。アメリカ人が最高だとする傲慢な思想がわかる。(日本時間 14/01/‎2018;1-02:46)(仏時間‎14/‎01/‎2018;10:46)

【参考記事】
http://www.leparisien.fr/international/pays-de-merde-l-onu-juge-honteux-et-racistes-les-propos-de-trump-12-01-2018-7497033.php
http://www.jeuneafrique.com/509844/politique/pays-de-merde-le-groupe-africain-a-lonu-reclame-des-excuses-a-trump/
http://www.france24.com/fr/20180113-pays-merde-54-pays-africains-demandent-excuses-donald-trump-immigration
http://www.bfmtv.com/international/pays-de-merde-le-groupe-africain-a-l-onu-reclame-des-excuses-a-trump-1348537.html