NGO非政府組織によってイラン人女性サキネが「石打の刑」を免れて釈放されたと報告された。サキネがこの野蛮な「石打の刑罰」を受ける可能性があることで西欧諸国は抗議の声をあげていた。が、9日夕刻、「彼女の息子と共に釈放された」と、家族側弁護士からドイツに本部をもつ「国際石打の刑抗議委員会」に報告があった。
同委員会のスポークスマンのミナ・アファディ氏によると「我々はさらなる確認を待っている」、が、「おそらくは今夜テレビなどで釈放が発表されるとみている」とフランス通信(AFP)に伝えているという。
サキネ氏は夫の殺害犯として2006年の裁判で死刑が宣告されていたが2007年の上告審で10年の懲役となっていた。しかし2007年の別件裁判で不倫が確認されて石打の刑が判決されていたもの。