2011年2月26日土曜日

ジョン・ガリア-ノ氏の「ユダヤ人」「アジア人」への人種差別発言で オートクチュールのディオールは厳しく対処

2月24日の夜に、オートクチュールのディオールで長年仕事をしている英国人の有名ファッション・デザイナーのジョン・ガリアーノ氏が「汚いユダヤ人の顔をして、お前は死ぬべきだ」、また「インバイの私生児のアジアの奴ら、お前を殺してやる」とパリのマレ地区の酒場で近くに座っていた客にわめいたことで、警察(DTSP75)から早急に尋問されて人種差別発言と軽犯罪の容疑で拘置された。ジョン・ガリアーノ氏はこれを前面的に否定しているという。24日の「ラジオFrance Info」や電子新聞の報道によると、ディオールの社長のシドディ・トレダイ氏はこれに対して厳しく取り組む姿勢を示した。「すべての人種差別と反ユダヤ主義を許さない」といっている。
ジョン・ガリアノ氏は酒を飲んでて検査では1.1㎎/1ℓ空気中のアルコール量であったという。人種差別の発言は英語でなされたという。

被害にあった2人の客は人種差別と侮辱罪で告訴をすることにしているという。フランスの法律では6ヶ月の拘置と22500ユーロ(約270万円)の罰金となるが、アジア市場への影響もでるかもしれないと危惧されている。

ジョン・ガリアーノ氏がアジア人を私生児のインバイと発言したことが本当であれば、このデザイナーの服など着たがるアジア人はおそらくは、このガリアノ氏のいうユダヤ人の汚い顔をした奴になるのであろう。真実をごまかさずに糾明して人種差別の発言は無くすべきだ。今後、ジョン・ガリアーノ氏だけでなく、ディオールの社長のシドディ・トレダイ氏の言行にも注視すべきである。