2011年4月26日火曜日

フランス・テレコム社員が「焼身自殺」 

4月26日朝、フランス西南部地方のボルドー市の西に隣接するメリニャック市でフランス・テレコムの社員(男性57歳)が駐車場で焼身自殺をはかった。男性はフランス・テレコムでは企業向けサービスを担当していて社交性はあったという。焼身自殺なので何かに抗議した自殺のようだが詳しい理由はまだわかってない。救急車が駆けつけた時には男性は死んでいた。男性には妻と4人の子供がいた。

「パリジィアン・今日のフランス fr.」によると、ポスト・テレコミュニカション関係の組合(CFE-CGC/Unsa)のフランス南西部地区の責任者フランソワ・デッシャン氏によると、男性はしばしば職場を変更させられていてそれを気に病んでいたらしい。そのために家を売ることになって何度も会社側に手紙を書いて訴えていたが、他の事例も同じだがとして、何の返事もなかったらしいといっている。

フランス国営放送・テレビA2では、フランス・テレコムの自殺数をあげている。2008年では13人。2009年は19人。2010年は26人であったとしている。

フランス・テレコムでは労働環境の圧力やストレス問題で多くの自殺が波状的におこっていたという。

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Apr 28, 2011


(参考記事)
「パリジィアン・今日のフランス fr.」