コートジボワールのロラン・バグボ前大統領の5人の弁護士の一人であるジルベール・コラール弁護士は家族からの依頼でアラサン・ワタラ氏によって家屋内監禁になっているバグボ氏訪問の権利を主張する手紙を送った。4月18日の「フランス・ソワール.fr」が報道した。
その手紙の中で法律の定める条件のもとで訪問ができるように人権を尊厳する国と国際法の政治原理に従うようバグボ大統領の弁護士団の名において要求している。
12月末には5人の弁護士団の2人であるジャック・ベルジェス弁護士と元社会党(PS)外務大臣で弁護士のロラン・デュマ氏がバグボ前大統領を訪問している。
バグボ大統領の娘であるマリ・アントワネット・サングレトンさんは先週、両親の逮捕とフランス軍隊のコートジボワールへの軍事介入の合法性を検討することを弁護団に訴えていた。
フランスは国連の潘基文事務総長からの要請だとの理由で、また最後のバグボ氏の逮捕はワタラ軍に任せたとしながらも、ヘリコプターヤ装甲車・戦車を動員して大掛かりな攻撃でワタラ軍を支援していたことが報道されている。
国連軍(ONUCI)として当初より一方の政治的勢力に過度に肩入れするフランスの攻撃姿勢が内政干渉だとのバグボ氏側からの批判として問題になっていた。
(参考記事)
Cote d'Ivoire : Un avocat de Gbagbo demande un droit de visiste | France Soir