5月24日、コートジボワールで5月初旬にロラン・バグボ前大統領に好意的だったジャーナリストが殺害されていることが国境なき記者団(RSFルポルタージュ・サン・フロンチェーNGO組織)が明らかにした。4月11日にフランス特殊部隊(リコルヌ)の圧倒的支援でロラン・バグボ前大統が逮捕された後も、アラサン・ワタラとの両者の闘いが終わってなかったことを髣髴させる。
フランス通信(AFP)は、バグボ前大統領の新聞我々の声(Notre Voie)は3月31日から4月11日まで激しく戦ってきたが反体制派のメディアとして23日から再刊されことで、キオスクで入手可能になったことをRSFは歓迎しているといっている。
コートジボワールでのジャーナリスト殺害事件が明るみにでたことでワタラ新大統領がサルコジ大統領などを前に宣言した「民主主義の勝利」という認識は3000人もの犠牲者を払ったことからも正当な戦争ではなかったし戦争では民主主義は実現しないだろう。コートジボワールのメディアの独立とジャーナリストの自由な言論が心配される。
首都アビジャンの西部で殺害されたのはラジオ・ヨプゴン(Radio Yopougon) のジャーナリストのシルヴァン・ガグネトー氏(Sylvain Gagnetaud)で5月8日頃にワタラ軍による徹底的な作戦展開で逮捕されてその直後に殺害された模様だ。
ラジオ・ヨプゴンはガグボ前大統領の逮捕後の4月13日から4月14日にかけて襲撃され火事になっている。
コートジボワールでのジャーナリスト殺害事件が明るみにでたことでワタラ新大統領がサルコジ大統領などを前に宣言した「民主主義の勝利」という認識は3000人もの犠牲者を払ったことからも正当な戦争ではなかったし戦争では民主主義は実現しないだろう。コートジボワールのメディアの独立とジャーナリストの自由な言論が心配される。