リュク・フェリー元仏教育相(2002-2004)はパリ第7大学で哲学を教えていたが、2010年~2011年は講義をしないで毎月平均約5000ユーロ(約60万円)を受け取っていた。ヴァンサン・ベルジェ学長はフェリー氏に最低192時間は授業に来るように手紙を書いたがそれを全然守ってくれなかったという。最近の同氏への学長の手紙では6月15日から7月13日の間に12回ほど2時間の講義をするように最終依頼をだしていたという。8日フランスの政治風刺と暴露の専門新聞カナール・アンシュネが暴露した。
http://www.youtube.com/watch?v=JB81w6XwL5Q&feature=player_embedded
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フェリー氏はフィヨン首相の組織する社会分析諮問委員会議長として出向していて、政府はフェリー元教育相のさぼった講義代金を大学に支払うという。しかしセゴレーヌ・ロワイヤル前大統領候補はリュク・フェリー元仏教育相自身が払い戻すべきだと意見をのべている。フェリー氏はしばしば倫理を口にするが自分のことはすっかり棚上げにして忘れていたとはこのイメージからは想像するのは難しい。そういうこともすでに慢性的な問題として判っているのか国のモラル状況はより一層深刻だと国民はみんな嘆いているようだ。
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(参考記事)