7月9日、カダフィはテレビで短いスピーチを語り、あなたたちNATO傘下の者たちは戦争が欧州の地に移ることで後悔するだろうといっている。そしてクロード・ゲアン内務大臣(前エリゼ宮大統領官邸書記総監)によるフランスのリビアへの戦争で十字軍遠征(croisade)を発言したことにこたえることになるだろうとしている。欧州の地中海域はアラブの地であったとも語っている。反リビア蜂起軍の首都ベンガジの外交官たちは国連(ONU)はリビアのカダフィ大佐への制裁を軽減することになるだろうと語っていると「ルモンド紙fr.」はいっている。(JST 11/07/10/0:18)
リビアのカダフィ大佐は北大西洋条約軍事機構(NATO)軍がリビア領地の攻撃を続けるならば欧州に100人ほどの殉教を望むリビア人を送り込むと宣言した。カダフィは先週の1日に目には目を歯には歯をというイスラムの価値をいっていた。首都トリポリの緑の広場でNATOがリビアの市民を空爆して殺害しているのは正当だというのなら、リビアが欧州の市民を殺してもそれは正当だということになるといって、フランスと米国を特に批判している。
(※)これまでの経過 →カダフィ大佐の娘の訴え サルコジはどうして父や兄を殺そうとするのかわからない
(※)これまでの経過 →カダフィ大佐の娘の訴え サルコジはどうして父や兄を殺そうとするのかわからない
(参考記事)