2012年4月12日木曜日

エル主催のパリ政治学院 サルコジの代役勤める元仏エコロジー相に 会場は終始騒然

パリ政治学院(Sciences Po IEP)で2012年の各党の大統領選挙候補を招待して会見が行われている。ヨーロッパエコロジー・緑の党(EELV )の大統領候補であるエバ・ジョリ欧州議員も招待されたが病気で来れなかった。エバ・ジョリ氏は代理を出席させようとしたが、これを招待者側は趣旨に合わないと断った。しかし病気でもないニコラ・サルコジ大統領は5日に招待を受けたがこの会場の雰囲気を嫌悪したらしく欠席をし代わりにナタリー ・コシュスコモリゼ前仏エコロジー相が来たいということでやってきた。会場はこの決定に不服で終始騒然としていた。雑誌エル(Elle)の司会者は何故サルコジの代わりにやってきたのかを質問している。

ナタリー コ・シュスコモリゼは平成を装って話し続けたが、会場を説得することはできなかったようだ。

この会場の反意の背景には、社会から排除された女性救済策というサルコジ法案が評価されるべきなのではなくて、そのような救済・援助をすることで今の政治が依然として社会から排斥される女性の存在を許しているということがある。

【参考記事】