2012年4月8日日曜日

カルラとバレリー 仏大統領夫人! 裏の攻防戦

元マヌカンのカルラ ブルーニ・サルコジ(44歳)さんとパリ・マッチ誌の元ジャーナリストのバレリー・トリエルワイダー(47歳)さんにレックスプレス誌.frがインタビューした。バレリーさんはフランソワ・オランド社会党大統領候補と暮らしていることは2007年来公言されている。カルラとバレリーには2週間後にはじまる仏大統領選挙で大統領夫人の座がかかっている。同誌は裏の攻防戦、内助の功を紹介している。

サルコジの第三番目の夫人であるカルラは大統領が2008年にセシリアとの離婚後にすぐに結婚した。彼女は人気のない大統領を温和なイメージであるように努めているという。彼女の二人目の子供が10月に誕生したが、サルコジの娘の写真は撮らせないといっていたほどであった。今では積極的にメディアへ出ての活動が増えているのだという。


バレリーはオランド自身が自分は「普通」の大統領を望んでいるといっているのに対し、これに威厳を添えてイメージを修正しようとしている。


サルコジの前妻のセシリアは内相時代から協力者で政治的な役割を十分に担っていたが2007年の仏大統領選挙当選辺りから急激に両者の仲は断絶した。大統領は、「私の家庭は爆発した」と最近になって当時の状況を認めて回顧している。

2007年の仏大統領選挙の勝利直後にシャンゼリゼにある高級レストラン、フーケツで金持ちや大企業家を集めて開催された祝宴は世間を驚かせた。

フランスの企業家でコートジボワールなどにも会社を持つ大富豪のバンサン・ボロレから贈られたマルタ島へのジェット機旅行と豪華ヨットのヴァカンス辺りから既に誤りがあったことを認めているらしい。これはセシリアとの決裂で終わったと言いたいのだろうか?

このイメージを回避しようとしてか、しばしばうまくいってない表現なのか、カルラは、「我々は質素な生活をしているフランス人です」と仏大統領選挙運動の初めに大胆にも語っているという。



【参考記事】

両者の顔写真も見られる。
http://www.lexpress.fr/actualite/politique/carla-bruni-sarkozy-valerie-trierweiler-duel-de-premieres-dames_1102454.html


Valérie Trierweiler, une "spectatrice engagée"


http://www.lejdd.fr/Election-presidentielle-2012/Actualite/Valerie-Trierweiler-dit-n-avoir-aucun-role-politique-dans-la-campagne-de-Francois-Hollande-500807/?from=headlines