8日深夜の仏国営ラジオ・フランス・アンフォは3月22日のクーデタで政権転覆されたマリ共和国のアマドゥ・トゥマニ・トゥーレ(ATT)大統領が公式に8日に辞任したと報道した。1週間前はマリ北部はイスラム主義の武装したトゥアレグ反政府勢力や複数の犯罪グループの支配下にあって混乱していた。
金曜日に調印がなされ公式に大統領辞任の手紙を首都バマコで受け取ったとデジブリル・バソレ外相が記者会見でいっている。
軍事評議会は6日(金曜日)にブルキナに率いられる西アフリカ経済共同体との合意を具体化した。
それによると
ATT辞任の後で 軍事評議会は権力を市民に返還することになっていた。
アマドウ・サナゴ大尉は引退し、今後は国民議会議長のトラオレ氏が臨時移行政権期の大統領として残り、大統領選挙の実施まで権力を掌握することになる。
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