2012年5月10日木曜日

ダマスでダブル爆発テロ アサド体制=シリア市民虐殺犯行隠し

10日、シリアの首都ダマスで5時00GMTごろに爆発が起こり2つの大きな煙の柱が上空に舞い上がったとフランス通信(AFP / 10 mai 2012 07h28)が伝えた。市内の住居のガラス戸が振動したという。十数人が死亡したと仏国営ラジオ・フランス・アンフォは9時15分のニュースで伝えていたが40人以上が死亡し170人以上が負傷した模様。14ヶ月に渡り市民を虐殺し続けているアサド体制はこれをテロリストの犯行だとし国内の暴力の元凶がそこからきているとする摩り替えるごまかしをしている。反アサド側ではシリア政府がテロをつくったのだとして、政府の嘘を批判している。
シリア人権監視団体(OSDH)は2011年3月にアサドの市民弾圧が開始されすでに12000人近くが殺害されている。今回の襲撃はその中でも最も野蛮なものであったと批判している。同人権団体では2つの爆発で死亡者は70人負傷者は100人だとしている。被害者の多くは市民で自動車も破壊され建物の壁面が崩れたとフランス通信(AFP)のカメラマンが証言している。

爆破の1つは自動車に仕掛けられた時限爆弾でダマスの秘密情報局を狙ったものだといわれている。

4月27日にも11人が自爆テロで死亡する事件がモスク(回教寺院)前でおこっていた。サルコジ大統領とシリアのバッシャール・アサド大統領は友人だという。どちらも自分の失策を認めずに二つを並べて同一視させ嘘をついて真実を摩り替えて隠すところが相似している。これが国主の思想を支配すると真言流の悪戯のゆえに国が亡びることになる。問題は両者が真言を信仰してはいないだろうがその流れを組む思想に汚されているということだ。

Au moins 40 morts dans un double attentat à Damas