2012年6月9日土曜日

アフガニスタンのカピサで仏兵士4人が殺害 オランド政権初の犠牲者



9日朝、アフガニスタン北西部のカピサ地区で北大西洋条約機構(NATO)参加の仏軍兵士4人が徒歩でパトロールの最中に殺害された。オランド仏大統領は急きょジャン・イヴ・ル・ドリアン国防相 (Jean-Yves Le Drian : Défense)を現地に派遣した。

オランド大統領は2週間前にアフガニスタンを訪問して兵士の前で仏軍の2012年末までの退去を説明していた。北大西洋条約機構(NATO)のほとんどの国は2014年の退却を宣言している。

カピサは首都カブールからは自動車で1時間ほどの位置にある。カピサには仏軍のほとんどが駐留していた。カピサは首都の防衛に戦略的な意味を持っている。

仏兵士は2001年の参戦からアフガニスタンで87人が死亡したことになった。