パリ国際飛行場シャルル・ドゴール空港の税関員が麻薬取締りで麻薬密輸者とみられるスーツケースから数百万ユーロを集団的に盗み取っていた疑いで23日に7人への検査が始まった。550万ユーロ(約5億5千万円)が容疑者の口座から発見された。家宅捜査で押収された現金は157000ユーロ(約1千570万円)あった。検事は容疑者の1人は犯行を認めたと話している。
事件は司法警察によって調査が進められてきていた。麻薬と現金の入ったスーツケースから秘かに現金を抜き取ってアンドラの銀行に隠していたと見られている。調査によると税関員の生活は質素であるのに外国旅行の際に多額の現金が使われていることが明らかになっていたという。税関員側の弁護士は麻薬密輸とは無関係だと主張している。
事件は司法警察によって調査が進められてきていた。麻薬と現金の入ったスーツケースから秘かに現金を抜き取ってアンドラの銀行に隠していたと見られている。調査によると税関員の生活は質素であるのに外国旅行の際に多額の現金が使われていることが明らかになっていたという。税関員側の弁護士は麻薬密輸とは無関係だと主張している。