2012年7月27日金曜日

アレプ大虐殺後 アサドの国外追放を求める抗議は アサド体制の終焉を意味する

25日には15人の市民がアレプで死亡してアサドの国外追放を求める抗議が多くの地区で夜中に起こっていて政府軍と市民の闘争は激化している。アレプでの大殺害はアサド体制の終焉を意味するものだと米国務省のスポークスマンのヴィクトリア・ノラン氏は語った。同氏は続けて、いずれにせよ米国は国連安全保障理事会の承認がなければシリアへの軍事介入は考えてないと発表している。ロシアは安保理で3度に渡って拒否権を行使し2011年3月中旬以来のシリアの暴挙への制裁処置に反対してきた。
26日にはシリア南部の首都ダマスではロケット弾で16人の婦女子など市民が少なくとも殺害されている。
シリア紛争の解決には、国際社会が軍事的ではなく誰も排除しない和解をベースにした政治的交渉力が必要であるとの考えがでている。